平成20年7月7日

兼松株式会社(以下兼松、本社:東京都港区、社長:三輪徳泰)は、6月20日付けで特定輸出申告制度に基づいた「特定輸出者」の承認を神戸税関から取得いたしました。

特定輸出申告制度とは、セキュリティ対策の強化と、国際物流の高度化に対応した物流業務の迅速化の両立を目的として、コンプライアンス(法令遵守)に優れた輸出者を「特定輸出者」として承認するものです。「特定輸出者」として税関から承認を受けた者は、簡易な輸出通関手続きが認められ、速やかな輸出が可能となります。 また 将来的には、各国が相互承認を行うことにより、「特定輸出者」に対し輸出先相手国における輸入通関手続きの簡素化等の便宜を付与する、相互認証制度も検討されております。

兼松では、従来からコンプライアンスを重視し、運輸保険部を中心に輸出業務において細心の管理体制を構築しております。今般、その取組みが神戸税関より認められ、承認を取得することができました。

今後は特定輸出申告制度を利用し、輸出通関手続きの効率化を図るとともに、より一層のサービス向上につなげてまいります。また、特定輸出者として更なるコンプライアンスの強化を図り、法令を遵守した貿易管理を推進してまいります。

以上

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