重要課題(マテリアリティ)

兼松グループは、広く国際社会に目を向け社会的課題に挑戦していくことで、新たな市場や価値を創造し、地球環境や社会の持続的発展と兼松グループの成長に繋げていきたいと考えています。

重要課題(マテリアリティ)の特定と見直し

2018年の中期ビジョン「future 135」スタートを機に、持続可能な開発目標(SDGs)など国際社会の動向やステークホルダーからの期待、兼松の基本理念、経営にとっての重要性を踏まえ、兼松グループが企業活動を通じて注力する5つの重要課題(マテリアリティ)を設定しました。その後、サステナビリティやESG経営の重要性についての世界的な高まりを受け、 サステナビリティ推進委員会を営業部門の経営層を中心した構成に変更し、現在行っている事業や今後の方向性についての議論・検討を行い、2021年、あらためて5つの重要課題(マテリアリティ)を特定致しました。

5つの重要課題(2021年6月1日改定)

マテリアリティ相関図

  • 持続可能な
    サプライチェーンの構築

    環境・人権に配慮し、多様化する社会に働きかけ、安定的で持続可能な調達・供給・物流・サービスをパートナーやお客様と共に実現します。

  • 脱炭素社会に向けた
    取組み

    温室効果ガスの排出量ネットゼロを目標に、クリーン燃料・再生可能エネルギー事業を推進し、気候変動の緩和になお一層取り組みます。

  • 地域社会との共生

    グローバルな事業活動を通じて、各国・各地域の暮らしを支え、社会基盤の充実を図り、地域社会の持続的な成長・発展に寄与します。

  • 多様な働き方を実現する
    環境づくり

    それぞれの個性を活かし、能力を発揮できる多様な働き方を実現する職場環境を整備します。また研修の充実を図り、ビジネスを創造・拡大できる経営者を育成します。

  • ガバナンスの強化&
    コンプライアンスの徹底

    事故・不正を未然に防止する体制・監督機能を堅持し、ステークホルダーへの透明性の高い情報開示を通じて、持続的な成長を図ります。

5つの重要課題に基づいてサステナビリティへの取り組みを行っています。

重要課題(マテリアリティ)の特定プロセス

マテリアリティ・マトリックス

持続可能な開発目標(SDGs)の達成に向けて

持続可能な開発目標(SDGs)とは、2015年9月の国連サミットで採択された「持続可能な開発のための2030アジェンダ」に 掲げられた2030年までの国際目標です。
持続可能な世界を実現するための17の目標と169のターゲットから構成され、国連加盟国は、貧困や飢餓、エネルギー産業と技術革新、気候変動など、持続可能な開発のための諸目標達成に向け、取り組みます。
兼松グループは、「兼松行動基準」も踏まえ、企業活動を通じてSDGs達成のための取組みを推進していきます。