ネットワーク
インターフェース事業

IDカード、キャッシュカード、運転免許証などの機密性の高いデータを取り扱うカードプリンタ業界では、セキュリティの観点からネットワーク化への移行が遅れております。
しかし、2019年から始まった新型コロナウイルスの情勢の影響で、遠隔での管理が求められるようになり、市場の要求も変化しています。このような市場の変化に対応するため、私たちのネットワークインターフェース事業では、カードプリンターのネットワーク化に応じて、業界が求めるセキュリティ水準に対応した周辺ソフトウェアや関連するハードウェアの提案を主に海外のお客さま向けに行っております。

事業の特色

ネットワーク化によるプリンタ事業の発展

兼松が取り扱う多品種・多用途のカードプリンタは、ほとんどがローカルなPCに接続されており、個別に制御されていることが多いのが現状です。しかし、これらをネットワークに接続することで、プリンタの管理、制御、情報収集をネットワーク上で行うことができます。

事業の発展性

WEB APIによるネットワークインターフェースは、多くの企業が既存のシステムとの連携を必要としています。さらに、柔軟性と拡張性のある解決策は、さまざまな業種や規模の企業に適用できます。市場の需要と技術の進歩を考慮すると、この事業は将来的に成長し続ける可能性が高いと言えます

活用例

お客さまにとっては、これまで個々に管理していたプリンタをリアルタイムに一元管理することができるだけでなく、データの活用も視野に入れることができます。これにより、効率的な運用が可能となり、時間と手間を節約することができます。また、データの収集や分析を通じて、プリンタの利用状況やトラブルの傾向を把握し、予防措置を講じることができます。さらに、データを活用することで、生産性向上やコスト削減、ビジネスの戦略立案にも役立つ可能性があります。

事業の重点領域

銀行や企業など、高いアクセス制御を必要とするお客さまに対して、ソフトウェア会社と連携してインターフェースの提案を行っています。私たちは、お客さまのニーズや要件を詳しくヒアリングし、最適なソリューションを提供するために、ソフトウェア会社との緊密な協力関係を築いています。

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