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平成26年7月15日

株式会社兼松KGK

株式会社兼松KGK(以下「当社」)は、休眠化していた米国のKGK International Corp.(以下「KGKI」)を再開し、活動を開始いたしました。 また、KGKIを基点としてメキシコ市場に対応する体制を整えておりますので、下記の通りお知らせいたします。

当社はこの4月から新中期3ヵ年計画をスタートさせております。 売上1,000億円企業への長期展望に向けた中期3ヵ年計画という位置付けで、3年後の売上660億円を数値目標として、Bridging the Future through Global Development;グローバル展開による"コトづくり"で未来に翔ける機械総合機能商社を目指します。 工作機械事業、産業機械事業、エネルギー・環境関連事業、エンジニアリング機能の4つの事業、機能を有機的に結合する機械総合機能商社です。

グローバル展開として、アジア市場においては既に中国、タイ、ベトナム、インドネシアに現地法人を設立済みで、収穫・成長期を向えております。 欧州においては、チェコの現地法人を軸として欧州市場取引の再構築を行っております。 一方、北米市場におきましては、自動車産業の復活により米国での取引が増大傾向にあり、当社の大手取引先においても工場の増設など相当額の設備投資が計画されています。 これらの旺盛な需要に対応するため2009年より邦人駐在員不在となっていたKGKIに邦人駐在員を派遣し現地スタッフの体制も立て直し、顧客サービスを強化いたします。 ことに製品図面に基づく機械加工、自動化設備においては現地での高度な技術サービスが求められ、これらへの対応も行って参ります。

更に、メキシコは米国に近いという地理的優位性、多くの国との自由貿易協定の存在、政治的安定度や労働コスト面での優位性などから注目が高まっており、日系・欧米の自動車メーカー、部品メーカーの進出が顕著になっております。 こうした背景を踏まえ、当社では兼松株式会社のメキシコ法人との連携の下、機械設備専任者によるメキシコ市場における顧客サービスの提供、新規商権の開拓に取り組んで参ります。 同時に当社のメキシコ現法設立準備も進めております。 3年後米国、メキシコ市場での売上34億円を目指します。

KGK米国現地法人の概要
(1)商号 : KGK International Corp.
(2)所在地 : イリノイ州アーリントンハイツ
(3)代表者 : 社長  浜田 秀明