IT、食品・食糧、鉄鋼・プラント、ライフサイエンス・エネルギーをはじめとした多種多様な製品・サービスを扱う実業型商社

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ごあいさつ

皆さまには、平素より格別のご高配を賜り、厚く御礼申し上げます。

 当期(2009年3月期)の経済環境は、欧米を中心とした金融・資本市場の混乱によって世界的に景気が減速し、企業業績の悪化や個人消費の低迷が鮮明になるなど、厳しい状況が続きました。
 当社の業績も、特に昨年秋以降大きな影響を受け、売上高は前期比1,053億円(8.5%)減少の1兆1,388億円、営業利益についても前期比36億円(15.8%)減少の190億円となりました。経常利益は、有利子負債の削減により支払利息が減少した一方で、持分法投資損失を計上した結果、前期比56億円(30.0%)減少の131億円となりました。当期純損益は、経済環境の悪化による不動産評価損および減損損失などで146億円の特別損失を計上したことや、繰延税金資産の取崩しを含む税金費用などの影響で、128億円の損失となりました。

 当期における中期経営計画「teamKG120」の進捗状況ですが、兼松(中国)有限公司の新体制でのスタートなど海外拠点の拡充や、今後大きな伸長が期待される環境関連分野での新規事業の立上げなど、営業推進力の強化を進めました。しかしながら、中期経営計画策定時に前提としていた経済環境と、現状の経済環境が想定を超えるスピードで大きく乖離しており、従来掲げてまいりました計画最終年度(2010年3月期)の数値目標達成は困難な状況となりました。ただし、基本方針および実業型商社としての定性的な目標については不変とし、継続して追求してまいります。
 これを踏まえ2010年3月期の業績については、売上高1兆円、営業利益155億円、経常利益115億円、当期純利益50億円と、黒字転換を目指して参ります。

 世界を取り巻く経済環境は、長期低迷の様相を呈しており、当社の経営環境も引き続き厳しい状況が続くものと予想されます。今後は、経営コストの削減を行う一方、従来以上に市況や経済環境変動リスクへの対応力を高め、資金効率の向上や徹底的な採算見直しによる収益力の向上により利益を確実に積み上げ、資本の回復を図って参ります。
 なお、当期末の配当につきましては、利益剰余金が欠損となったことから、誠に遺憾ではございますが見送りとさせて頂きます。株主の皆さまには、長期にわたり多大なご迷惑をお掛けしておりますことを深くお詫び申し上げます。皆さまのご支援に早期に報いるべく、収益力の強化を図り、復配を目指して参る所存でございます。
 皆さまにおかれましては、引き続き温かいご支援を賜りますよう、よろしくお願い申しあげます。

平成21年6月

  会長・社長挨拶
代表取締役会長 浜川 雅春 代表取締役社長 三輪 徳泰