球状歯車事業

球状歯車とは

球状歯車機構の動き・特徴(CG動画 ©山形大学)

兼松は、山形大学と連携して、一対の歯車の組み合わせで無制限な方向への回転を実現することができる「球状歯車機構」の社会実装に取り組んでいます。
従来の一般的な歯車と異なる球体形状であるため、自由度の高い動きが可能であり、ロボットの関節などに有効活用することができます。
部品点数の削減によりコンパクト化・軽量化ができ、駆動源の負荷を軽減できるのでCO2削減にも貢献が見込まれます。本技術の社会実装を果たすことで、より便利で環境に優しい世界の実現を目指しています。

特色

唯一無二の360度回転

球状歯車+アームの関節動作シュミレーション(©山形大学)

球状歯車にアームを着けることで人間の関節のように滑らかな動きを実現します。立体的な動きの組み合わせにより、これまで「6つの軸」に限定されてきた関節の動きが無限大に広がります。また、球状歯車内の空間を活用することで様々な用途に利用可能です。

部品点数の削減、駆動源の負荷軽減

ロボット・アームの動きを実現するために複数のパーツが必要とされてきましたが、球状歯車機構を活用することで部品点数を減らし、コンパクト化、軽量化が期待でき、駆動源への負荷を減らすことでエネルギー効率を改善し、CO2削減に貢献します。

耐久性に優れた金属材料で提供

兼松では、これまで工業プラスチックで製造されていた球状歯車と他の構成部品を全て金属材料で製造することに成功しました。材質を金属とすることで、高負荷な環境でも耐久性のある球状歯車機構をご提供することが可能です。

展示会情報

  • 受付中

    2024年5月30日(木)~5月31日(金)

    場所
    インテックス大阪
    ブース
    (未定)
    テーマ
    サービスロボット、産業用ロボット、次世代モビリティ
    対象者
    ロボット活用企業の導入検討者、機器開発企業の設計・開発・ 生産技術者
    • ロボットや次世代モビリティの開発・導入を促進する専門技術展「関西ロボットワールド2024」にも球状歯車をデモ展示します!ぜひご来場ください。
    • 広い可動範囲を有するロボットアームの関節などに応用可能な、3自由度を有する金属製の球状歯車を展示し、様々な動作のデモンストレーションを行います。
  • 受付終了

    2024年2月20日(火)~2月22日(木)

    場所
    東京ビッグサイト (西ホール)
    ブース
    S-44
    対象者
    月面探査・月面開発・深宇宙探査
    • 宇宙開発に特化したロボットや製品・月面開発事業・ロケット開発や衛星活用事業・地上での様々なサービスなどを集結させた「宇宙ビジネス単独」としては日本最大級の産業展示会として開催
    • 2023年度は、3日間で 17,795人の来場!
    • 国内外の幅広い宇宙分野の企業・団体とのビジネスマッチングの場として開催します。

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