

Foods
食品
「食の安全・安心」をテーマに、メーカーポジションに立った視点で原料の調達から製品加工までの一貫供給体制を構築しています。農産物、水産物、コーヒー、飲料・酒類、調理食品など幅広い商品ラインアップで市場の多様なニーズに対応いたします。
食品部門では、輸入食材の外食・中食・小売市場への販売を主軸に、フルーツ加工品や惣菜・加工食品の分野では、早くから海外に選別・加工を目的とした合弁工場を設立し、原料調達から加工まで一貫した生産管理体制を構築し、お客さまの求める「高品質」と「安全性」を追求した商品を提供しています。また、代替食品の開発を通じ、新たなタンパク源を確保することで栄養へのアクセスの改善・環境負荷の低減を推進し、持続可能な社会の実現に貢献しています。
製菓材料やコーヒー、ワインなどの嗜好品に関しては、世界の産地の中で比較検討を重ね、農園や工場環境を確認し、私たちが納得できる品質の商品を供給できるパートナーを選定しています。また、落花生やゴマなどの農産品では、新たに産地開発(品種開発・契約栽培・選別加工)に注力し、差別化商品として販売しています。
調理食品に関しては、『おこわおにぎりの製造方法』の特許取得など、ソリューション型商品を開発し、自社の商品開発部隊による商品提案を展開しています。消費者の安全・健康を第一に考え、加工食品のラベルにおいて適正な用量・用法の記載を行い、消費者に危害が及ぶような負の影響に対する注意喚起を行っております。
さらに、国内のフードサービス市場で培った多品種同時製造を可能にするセントラルキッチン機能を備えた工場を海外に展開し、地産地消型事業の発展に注力しています。

西村 浩一
執行役員
食品部門長
主要事業と拠点

事業環境の認識
- 消費者の高齢化と健康志向の高まり
- 食品業界における人材不足と人件費増加
- アジアにおける食品需要拡大と量から質への転換
- 安全・安心で新鮮な農産物の産地開発
- 簡便で美味しく調理可能な加工食品を世界の適所で開発・商品化
- DXを活用した選別・加工の省力化と品質改善
- 日本ならではの高品質、安全・安心な食品を供給する仕組みづくりと地産地消 ビジネスの拡大リスク
- 地球温暖化・異常気象などによる農産物栽培の被害、加工製造拠点や物流への影響
- 食品への異物混入などによる消費者の健康被害
- 世界人口増加と食料資源枯渇
- 海外生産拠点の分散によるリスクヘッジ。水源確保や栽培の推進
- ISO22000、FSSC22000をベースとした食品安全管理システムの強化
- 持続可能で第三者認定された農産物や水産物の取扱い。循環型商品の推進
3つの提供価値創出のための中長期展望とグループ一体経営
(重要な資本)
- 知的資本
- 食品流通・製造販売、品質管理の知見
- 人的資本
- 食品の加工・物流の実務経験を有し、事業を創造&マネージできる専門人材
- 社会・関係資本
- 国内外のビジネスパートナーとの長く・深く・良好な信頼関係


事業
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グループ会社
- 日本
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兼松食品株式会社 食品卸売業、冷蔵倉庫業
- 中国
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大連天天利食品有限公司 飲茶点心および惣菜の製造 山東魯豊食品有限公司 加工野菜・加工フルーツの製造 上海岩瀬兼松食品有限公司 製菓・製パン用原材料の卸販売
- タイ
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Siam Aloe Vera (2005) Co., Ltd. アロエベラの加工・販売
- インドネシア
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PT. Kanemory Food Service 食品加工、セントラルキッチンの運営