畜産第二部

兼松は、業界のリーディングカンパニーとしての強みを生かし、お客さまのニーズに合った安心・安全な付加価値の高い商品の安定的な供給体制確立に向けて、バリューチェーンの構築、機能強化を進めています。 川上においては、供給ソースの多様化を進めるとともにサプライヤーへの資本参加・業務提携等を通じ関係を強化。川中~川下においてはグループ会社及びパートナー企業との連携による販売事業、保管、物流事業・加工事業等の機能を強化。
また、今後ますます成長が期待されるアジア市場でも、現地パートナーとの合弁にて畜肉一次加工・販売会社を設立するなど、畜産物需要の取り込みを図ります。

特色

米国産チルド牛肉の国内市場取扱シェアは業界トップクラス

米国産チルド牛肉については、National Beef社製品の取り扱いに特化しています。高い専門性を活かし、お客さまのニーズに合った部位や規格の商品の提案が可能です。

ウルグアイ産牛肉の国内市場取扱シェアNo.1

2019年のウルグアイ産牛肉の日本への輸入再解禁後、国内市場における取扱いシェアを着実に伸ばし、現在では50%を超える取扱いシェアを誇っています。チルド品・フローズン品とも安定的な供給が可能です。

サプライヤーとユーザーを繋ぐ「唯一の介在者」としての機能

牛肉の生産・輸入・保管・加工・物流・販売といった、バリューチェーンの川上から川下までにおける各機能を兼松グループが担い、お客さまへの最適な商品・サービスの提案・提供が可能です。

主な製品・サービス

北米産牛肉・内臓肉の輸入・販売

米国産はNational Beef社、カナダ産はJBS Canada社の取扱に特化し、チルド・フローズン牛肉を輸入・販売しています。中でもチルド牛肉は、米国産、カナダ産とも、国内市場での弊社取り扱いシェアはトップクラスです。

オセアニア産・ウルグアイ産・欧州産牛肉・内臓肉の輸入・販売

オセアニア産、ウルグアイ産はチルド牛肉も取り扱っていますが、フローズン品については、タンやハラミ・サガリといった内臓肉の取り扱いに強みを持ちます。ウルグアイ産は国内シェアの50%以上を取り扱っています。

牛肉加工品の製造・販売

お客さまのニーズに沿った加工品の開発・委託製造を行い、いわばファブレスメーカーとしての機能を持ちながら、非加熱、並びに、加熱加工品の販売を行っています。

牛肉の三国間貿易(海外市場での販売)

米国産、ウルグアイ産、豪州産、NZ産等の牛肉を、中国・インドネシア等の取引先へ販売しています。ボックスビーフのみならず、それを弊社が自社加工、もしくは委託加工し、販売することも行っています。

国産和牛の輸出(海外市場での販売)

A5・A4等級の国産和牛を米国、欧州等へ輸出・販売しています。

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