兼松はSkyports社と資本業務提携し、空飛ぶクルマの離着陸場開発・運営、および、ドローン物流サービスの事業化を行っています。

 空飛ぶクルマにおいては、大阪府が2022年度に公募した「空飛ぶクルマ都市型ビジネス創造都市推進事業」に採択され、Skyports社と共に「大阪府内における離着陸場候補地の設置検討調査」に取り組みました。日本においては2025年の大阪・関西万博を起爆剤として空飛ぶクルマの社会実装が始まることが期待されていますが、社会実装に必要不可欠となる離着陸場の事業化を進めることで、空の移動革命の実現に貢献して参ります。

 ドローン物流においては、「空飛ぶクルマ・ドローンを用いた地方創生を実現するための包括連携協定」を締結している石川県加賀市にて、2023年3月にSkyports社と共に固定翼VTOLドローンによる血液輸送実証実験を実施しました。ドローンを活用することで迅速な物資輸送が可能となり、医療の分野に限らず、様々なシーンでドローンの利活用による課題解決が期待されています。Skyports社の豊富なドローン物流サービスの実績やノウハウを活かしつつ、国内でのドローン物流サービスの事業化に向けた取組みを進めて参ります。