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2023年8月17日
兼松株式会社(以下、「兼松」)は2023年8⽉8⽇(⽕)、東京都千代⽥区丸の内の本社へ社員の⼦どもを招待する「KG Family Days」のイベントとして、チタン製定規の発⾊体験「チタン発⾊ワークショップ」、またアイデア豊かな⼦供たちから新しいチタンの⽤途を募る「発⾊チタンアイデア⼤会」を開催しました。
⼦どもたちが発⾊させた定規。⾊はそれぞれの好みを選択
同イベントは、8⽉16⽇に賛同を宣⾔した「こどもまんなか応援サポーター」の取組みの⼀環として、「未来のまんなかにいる⼦どもたちに、今後の活⽤が期待されているチタンの⾯⽩さ、奥深さを楽しみつつ知ってもらうこと」を⽬的に開催しました。
なお、本イベントには意匠性チタン(デザイニングチタン)・TranTixxii(トランティクシー)ブランドを擁する⽇本製鉄株式会社、チタン発⾊技術を有する新和メッキ⼯業株式会社、国内チタン問屋である永和⾦属株式会社にもご協⼒いただいております。
イベントの様子
当社の「KG Family Days」イベントは、開催のたびに好評を博しております。今回も鮮やかな虹⾊に変化するチタン製定規が⼤きな注⽬を集め、多数の応募者から抽選で選ばれた20名の⼦供たちと保護者が参加しました。
最初に、新潟県上越市からお越しいただいた親和メッキ⼯業株式会社の瀧⾒社⻑が講師となり、チタンの特徴や発⾊の原理を⼦どもたちへ説明しました。
講師を務めてくださった親和メッキ⼯業株式会社の瀧⾒社⻑
その後、⼦どもたちがそれぞれ好きな⾊を選び、順番にチタン製のカードと定規へ発⾊体験を⾏いました。
特殊な溶液にチタンを浸して電気を流すと、チタンが徐々に選んだ⾊に発⾊します。⾊合いが変わる度に、会場には⼤きな歓声が上がり、「⾊が変わる瞬間が魔法みたい!」との声も聞かれました。終了する頃には、⼦どもたちだけでなく、保護者たちも美しい⾊彩に変化するチタンに魅了されていました。
チタンの⾊が徐々に変わる様⼦
また、「発⾊チタンアイデア⼤会」では、「発⾊チタンでこんなものを作りたいな」というテーマで⼦どもたちからアイデアを募集しました。
最も興味深いアイデアを考案した家庭には、特別賞として発⾊チタン製の盾が贈呈されます。⾒事、特別賞を受賞したアイデアは「虹⾊に輝く空⾶ぶ靴」。
その他にも、輝く昆⾍やおもちゃなど、⼦どもたちならではのアイデアがたくさん⽣み出され、単なる発⾊体験の提供に留まらず、主催者にとっても⽤途開発へのヒントを得られる貴重な機会となりました。
チタンについて
チタンは、⾼耐⾷性、軽量性、⾼強度性や⽣体適合性といった性質のある⾦属です。それらの特性を活かし、航空機やプラント設備、建造物、医療⽤品からアウトドア⽤品まで幅広い分野で採⽤されています。また、多岐にわたる機能性により他⾦属の代替素材となることができるため、採⽤分野や⽤途にも広がりを⾒せています。
さらに、チタンの表⾯に特殊加⼯(チタン発⾊加⼯)を施すことで、チタンに鮮やかな⾊を添えることが可能です。(⼲渉⾊:シャボン⽟や虹と同様の発⾊原理)
表⾯のテクスチャー仕上げと組み合わせる事で、多彩な意匠表現を実現します。
チタンを世界へ! 兼松の今後の取組み
8⽉15⽇で創業134周年を迎えた兼松は、鉄鋼分野が強みの⼀つであり、これまで⻑年にわたって、国内外問わず幅広い鉄鋼製品のトレーディング・事業創造に従事して参りました。今後、当社は⾃社の持つネットワークや、これまでに⻑年培った鉄鋼・⾦属分野の知⾒、そして独⾃の発想を活かして、この機能性と意匠性を兼ね備えたチタンを国内はもちろん、世界中に広めていく⽅針です。
チタンの⽤途は裾野が広く、まだまだ新しい⽤途が広がっていると考えております。チタンを利⽤した製品や、新しい⽤途に興味をお持ちいただいた企業様は、ぜひ以下へお問い合わせください。
兼松株式会社 広報・IR室 Tel 03-6747-5000 https://www.kanematsu.co.jp/inquiry/
今回ご協⼒いただいた企業のチタンへの取組み
⽇本製鉄株式会社
意匠の経年変化を最⼩化する独⾃技術を開発。本技術を⼟台に、世界に先駆けて、意匠性を追求するチタン素材ブランドTranTixxii(トランティクシー)を展開。TranTixxiiは、⽇本の伝統建築物の屋根⽡(浅草寺・増上寺等)から、世界的なデザイン建築物、アウトドア⽤途をはじめとする⾼級什⾷器や⾼級時計まで、機能性・意匠性双⽅の⾼度な両⽴が求められる⽤途において、数多く採⽤されています。
URL: https://www.nipponsteel.com/index.html
新和メッキ⼯業株式会社
チタン発⾊技術を有し、⽇本製鉄株式会社のチタン製造拠点が所在する新潟県上越市にて、地域発の最先端チタン素材であるTranTixxii(トランティクシー)を⽤い、独⾃ブランド(“iroiro”)の発⾊チタン製品を展開。地域の活性化を牽引しています。
永和⾦属株式会社
兼松トレーディング(株)のグループ会社で、チタン、ステンレス、⾼合⾦をメインに取り扱う国内特殊鋼流通・問屋企業です。事務所・倉庫を⼤阪府豊中市に構えており、昭和30年の創⽴以来、全国のお客様へ品質の⾼い製品を供給して参りました。各種形状の素材販売から加⼯品、部品販売まで幅広く⼿掛け、多くのお客さまのご要望に応えております。
URL: http://www.eiwakinzoku.co.jp/
<会社概要>
会社名 | 永和⾦属株式会社 |
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創立 | 1955年(昭和30年) |
本社 | ⼤阪府豊中市庄内宝町3丁⽬3番3号 |
代表者 | 松澤 寛 (代表取締役社⻑) |
設立 | 1995年3月1日 |
事業 |
チタンやステンレス等の特殊鋼問屋・加⼯事業 |