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兼松株式会社(以下、「兼松」)は3月8日の国際女性デーに合わせ、2024年3月4日(月)~8日(金)の一週間、社内イベントとして「KG Women’s Week 2024」を開催しました。

同イベントは、人事部のDE&Iチームが主体となり、女性活躍推進の取組みの一環として、「女性の健康とキャリアについて社員に楽しく身近に考えてもらうこと」を目的としたイベントです

   

兼松では、昨年よりダイバーシティ,エクイティ&インクルージョン(以下「DE&I」)の文化を社内に浸透・醸成することを目的に、全社からメンバーを募った部署横断プロジェクト「インクルージョンチーム」を組成し、DE&Iに関する活動を行っております。

国際女性デーのイベントは、「インクルージョンチーム」メンバーのアイディアから始まり、今年で2回目の開催となりました。

【人事部DE&Iチーム担当者コメント】

昨年に続き2回目の今回は、女性の健康とキャリアをセットで考えてもらえるよう、テーマを「働く女性の健康とキャリアについて学ぼう」とし、キャリアの要素を盛り込んだ内容にしました。

女性自身だけでなく周りの方にも、より身近に考えてもらうことを目指して、今後もこういった取組みを続けていく予定です。


人事DE&Iチーム担当者

イベントの様子

①情報発信

イベント期間中、人事担当役員のメッセージ*や、家族帯同で駐在している女性社員のキャリアに関するインタビューなど、国際女性デーに関連したコンテンツを社内に向けて発信しました。

*人事担当役員メッセージPDFはこちら

②不妊治療・妊活セミナー

株式会社ライフサカス代表取締役の西部沙緒里様より、ご自身の乳がんと不妊治療のご経験から、不妊治療や妊活の当事者・支援者双方にとって、学びが多く心動かされる講演を行っていただきました。

参加者の声

  • 人生に関わる西部さんのメッセージは、実際に経験しているからこそ非常に心に響くものでした。
  • もっと自分から「自分はサポーティブな立場です」という発信をしていきたいと思いました。
  • 妊治療と仕事の両立については、上司や同僚に相談してもいいことなんだ、というメッセージが新鮮でした。
    今当事者の人、 今後当事者になる方にとって、社内に良い流れができるきっかけになると思いました。

③カフェテリアでのイベント

東京本社にあるカフェテリアでは、ミモザの黄色をテーマにしたオリジナルフードの提供や、国際女性デー当日の夜にバータイムのイベントを開催し、イベントの雰囲気を盛り上げると共に、社員同士の交流を深めました。

兼松の女性活躍推進

兼松は、仕事と育児の両立支援において、より高い水準の取組みを行った企業が受けることができる「プラチナくるみん」と、女性の活躍に関する取組みの実施状況が優良な企業として「えるぼし」二つ星の認定を厚生労働省より受けています。

   

国際女性デーの取組みをはじめとしたDE&Iに関する組織風土の醸成の他、女性の積極的採用や管理職登用に関するKPIの設定、子育て中の社員であっても自律的に業務に取り組み、継続的に活躍できることを目標とした環境整備を行っています。

環境整備・制度面では、商社業界では先駆けてフルフレックスタイムやテレワーク、ベビーシッター派遣事業割引券制度、育児休暇制度を導入しております。育児に関する特別休暇では、ジェンダーレスな育児を推進することが女性活躍推進に繋がると考え、男女共に使用できる制度(ハローベビー休暇)として、法定に比べて2倍の最大8週間、有給休暇が取得可能となっております。

兼松は、重要課題(マテリアリティ)の一つに、「多様な働き方を実現する環境づくり」を掲げております。人的資本経営を進めていく上で、女性をはじめとする多様な人材、価値観や考えを尊重し育成することで、誰もがより働きやすく、より能力を発揮できる職場環境の整備を続けて参ります。