兼松、データ取引市場に進出～仏Dawex社と業務提携～

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2018年12月14日

兼松株式会社（以下、「兼松」）は、フランス共和国のDawex Systems SAS（以下、「Dawex」）と、同社データ取引プラットフォームの日本市場でのマーケティングに関する業務提携について合意致しました。本提携では、Dawexが提供するデータ取引市場で、異業種間またはグローバル企業間のデータ取引を実現し、新たな事業創造のきっかけとなるソリューションを日本市場で展開していきます。

Dawexは、ビッグデータを保有する企業とそれを求める企業をマッチングし、データの利活用を促進するデータ取引プラットフォームを開発しました。2017年1月のサービス開始以来、フランスを始めとしたヨーロッパ諸国の他、アメリカでも実績を重ね、既に約5,000社の企業が利用しています。今後、Dawexはアジアを含めた世界的なサービス展開を継続して行っていきます。また、本提携に関連して、兼松とDawexは、一般社団法人データ流通推進協議会と一般財団法人インターネット協会が2018年12月より開始するデータ流通に関する実証実験に参加致します。

URL: https://data-trading.org/wp-content/uploads/2018/12/DTA_Release_IAJ_20181204.pdf

近年、欧米を中心として事業活動で得たビッグデータを企業間で取引し、マーケティングや営業活動に活かす手法が活発となっています。また、日本では、内閣府による“Society 5.0”や経済産業省にて提唱されている“Connected Industries”に代表される通り、データ利活用による新規事業創出や社会的課題の解決に期待が寄せられています。

このような世界的なトレンドや社会的要請を背景に、兼松はDawexとの業務提携により、日本で未だ黎明期にあるデータ取引市場の確立に貢献していくと共に、データ取引を模索している企業向けにDawexのデータ取引プラットフォームを紹介し、グローバルなデータ取引を支援してまいります。

＜Dawex社概要＞

以　上